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金箔のゲート、山谷を駆ける意志 ― Swiss

金箔のゲート、山谷を駆ける意志 ― Swiss

Concept

舞台は、雄大なスイスアルプスの懐に抱かれた谷の村、ラウターブルンネン。切り立つ山々と大自然のパノラマを背に、原宿カルチャーを象徴する鮮烈なカラーを纏った「ポニーテールの女性」が凛と立つ。

本作は、手仕事によるポップで力強いヘアデザインと、無限に連なる鳥居の幾何学美を融合。そこに生成AIによる馬のモチーフを共存させることで、ポニーテールという造形と制作年である「午(うま)年」のシンボリズムを交差させた。視線を奪う巨大な金箔は、未知なる領域へのゲート(境界)として配置され、重厚な山々の存在感とともに見る者を圧倒する。

初めて展示会にのぞむ午年に、現代アートの地平へと足を踏み入れる作家自身の決意の表明。金箔が照らす明るい未来の入り口から、原宿のストリートカルチャーを携えて世界へと力強く駆け出す瞬間を提示している。

旅する光。AIの夢。抗うための髪。

ライカを手に、ヨーロッパを巡る。
夕暮れの柔らかい影、夜の神秘的な光。
編集を一切拒んだありのままの風景と、その場で仕上げた確かなヘアデザイン。
そこに生成AIが、顔や服、そして新たな世界観を創り出す。

テクノロジーが描く完璧な顔と装いを、私たちは一度受け入れる。
しかし、時間は移ろい、光は変わり、私たちには血の通った手がある。

額装された二次元の彼らに対し、最後に与えられるのは、美容師の手仕事による「本物の髪」。
作品の上を這う有機的な髪の毛は、デジタルという閉じられた世界への反逆だ。

旅の記憶と、姿なきアルゴリズム。
その境界に指先で触れるための、6つの軌跡。

※ 通常、ご注文から1週間以内に発送いたします。
ただし、アート作品がギャラリー等で展示中の場合、発送にお時間をいただくことがございます。 その際は別途ご連絡差し上げますので、あらかじめご了承ください。